Production Process
鋳物の製造工程
鋳物の製造工程

Plot #01 Concept Work
方案…鋳鉄のシナリオ
方案…鋳鉄のシナリオ
全てを見通しての木型設計
品質を決定づける厳密な温度管理
さらに投入する溶湯の温度管理も製品品質を左右する大事な要素です。最新の機材を導入するだけでは解決できない問題もあります。職人技も私たちの財産です。
木型の設計から最終チェックまで、鋳鉄製品のすべてを見通しての製造計画…それが方案であり、もっとも重要な作業なのです。鋳鉄というドラマのシナリオづくり、それがまさに方案そのものです。
木型の設計から最終チェックまで、鋳鉄製品のすべてを見通しての製造計画…それが方案であり、もっとも重要な作業なのです。鋳鉄というドラマのシナリオづくり、それがまさに方案そのものです。

(1) 掛堰
掛堰は、溶湯を鋳型に注入しやすく、また、ノロの混入を防ぐことが大きな役割です。また、溶湯より比重の軽いノロなどが巻き込まれないように、注湯が終わるまで掛堰に溶湯が満たされていることが大事です。
(2) 湯口
溶湯を注入するときの穴で、この垂直部を“湯口”と呼びます。湯口は鋳型に溶湯を導入する役目のほかに、製品よりも高い位置まで注湯することによって、製品に静圧を与える役目ももっています。
(3) 湯道
溶湯を湯口から堰まで導く水平部を“湯道”と呼びます。ノロが鋳型内に流入するのを防ぐ役目もします。
(4) 堰
堰は湯道から鋳型内に溶湯を導く入口です。溶湯に混入したノロを鋳型の中に持ち込ませない役目ももっていますので、堰の寸法や形状に様々な工夫がなされています。
(5) 押し湯 (揚り)
押し湯の役目は、鋳型内に充満する溶湯に圧力を加え、製品の組織を緻密にさせることです。溶湯は凝固する際に収縮を始めるので、その収縮分を押し湯で補う役目も果たします。また、鋳型内のガスを溶湯の鋳込みとともに排除する目的もあります。

